《女帝力》ライフクリエイターのひとみんこと、きむらひとみです。
みなさん、受けとってますか?
そして、受けとれてますか?
私への相談でよくあるのが、「大嫌いな人がいます。😔😠」というもの。
イヤでイヤでたまらない。
一緒にいたくない。
その人のことを考えるだけで、イライラ・ムカムカしてきて、夜も寝られない。
どうしたらいいですか?
そんな相談をよくいただくんです。
あ〜〜、いるいる、そんな人。😖
私も思い出した〜〜〜。😤
そう思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
花*花の歌に「さよなら大好きな人」というのがありますが、今回のお話は、「さよなら”大嫌い”な人」。
大嫌いな人と、さよならするには?って話です。
あなたにとって大嫌いな人は、「あなたの鏡」なんていいますよね?
「あなたの鏡」ってどういう意味でしょう?
あなたが大嫌い!と思っている部分を、実はあなたも持っている、という方もいらっしゃいます。
それもあるかもしれませんが、私はもう少し広い意味で、こう捉えています。
「自分の課題と向き合わせようとしてくれる人」
あなたの内面になんらかの「課題」があることを、「イヤだ」というカタチで見せつけて、氣付かせるのがその人の役目だとしたら?
嫌な思いをさせるほうが、そこに焦点を当てるので、氣付きやすくなるから。
いわば、あなたにぴったりなプラクティスを用意してくれる「家庭教師」です。
実は、私も数年前、すっごく苦手な人がいました。
その人に対し、どのように接していいかわからなくなり、その思いに3年間ほど囚われました。(長っ!)
なぜ、そんなに長い間、囚われていたのか。
今思えば、それだけ「自分自身」というものに目を向けてこなかったからじゃないか、と思っています。
それまで、自分は人からどう見られているのかと、「人の目」ばかり気にしていた私。
それが、その人に出会ってから、生まれて初めて「自分自身」に目を向けるということを始めました。
しかし、それは、とても苦しく、出口のないトンネルを彷徨うようなものでした。
私はどんなときに、何をどんなふうに感じているんだろう?
何がキモチよくて、何がイヤなんだろう?
何が好きで、何がキライ?
心がざわめかないときと、ざわめくとき。
1つ1つ、向き合って確認していきました。
それは、身体のどこかに動かす具合によって猛烈に痛い箇所があるとき、どう動いたら痛くて、どう動くと痛くないか、探りますよね?
自分の心と向き合うのは、そんな作業でした。
こんなことは、自分にとって心地よい。
でも、こんなことを、自分は気にする。イヤだと思う。時には、刺さる。
それは、どういうことからそういうふうに思うのか?
何が原因なのか?
人がどう思っているか、ではなく、自分がどう思っているか。
そのことに目を向けるようになりました。
そういうことを何年も続け、トンネルの出口が見えかけたとき、
相手に対して「私のことを、わかってもらいたい!」と思っていたのが、
「相手のことをわかってあげたい。」と、ようやく思えるようになりました。
そんなとき、こんな話を聞きました。
自分にとって嫌な人、試練を与える人というのは、その人が過去世の自分に対して、何か大きな恩義を感じている人や自分のことをとても愛していた人。
今生では、その恩返しをしようとして、また、愛を伝えようとして、自分の人生の大きな転換機に、わざと心をざわめかせることで、大きな氣付きを与えようとして現れてくる。
人から四六時中、イヤだ、イヤだと思っている、恨みという「負」のエナジーを受け続ける。
これって、相手にとって、辛く苦しいことだと思います。(もちろん、これはいわば「エナジー的」「高次的」な話で、現実の相手はまったく意識などないでしょう。)
なのに、それを承知で、あえてあなたの前に現れて、嫌なことをしてくれているとしたら?
この話を聞いたとき、中西保志さんの「千年前から見つめていた」の歌詞を思い出しました。
♪どんな涙 引き受けてでも 僕は 嵐になりたい
思いつめて 伝えたくて 千年前から 見つめていた
(作詞:夏目純 作曲:富田素弘)
氣付いたとき、私はもう感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ありがとう。
私もツライと思っていたけど、もしかしたら、あなたのほうがもっと辛かったのかもね。
ごめんね。
そう思ったら、涙が止まらなくなりました。
そして、自分の中にあった、「大嫌い」という重くて堅いものはすっかり消え去っていることを感じたと同時に、そこには感謝と謝罪の気持ちしかありませんでした。
今の私が、こんなふうにものごとを捉えられるようになったのは、まさにその「苦手だった人」のおかげです。
その人の出現が、私を大きく変えたのですから。
その後、その人は好きでもキライでもない、「なんでもない、ただの人」になりました。
大嫌いな人を好きになる必要などありません。仲良くする必要もありません。
特別な感情を向けることのない、「なんでもない人」になればいいだけのことです。
どうですか?
今、あなたを苦しめている人が、「千年前からあなたを見つめていた人」だったとしたら?
あなたが自分としっかり向き合うきっかけを与えるために、「どんな涙引き受けてでも 嵐になりたい」と現れてきたとしたら?
相手から逃げない。
それは、闘うことでも、避けることでも、好きになろうと努力することでもなく、
どうですか?
このプラクティス、受け取りますか?
※「千年前から見つめていた」が収録されている、中西保志さんのアルバムはこちらです。
♫ 好きなように 好きなペンで あなたの運命 つづれるように〜
あなたの中に眠っている《女帝力》を呼び覚ますときが今だとしたら?
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