みなさん、こんにちは！
《女帝力》ライフクリエイターのひとみんこと、きむらひとみです。
さて、今日は、「愛」に関するお話です。
2012年に、「世界は言葉でできている」という、フジテレビの番組がありました。
ご覧になっていた方、いらっしゃいますか？
この番組は、偉人の名言の一部が穴抜きになっていて、そこに「コトバスター」と称する回答者が、その中に入れるコトバを考える、という番組。
単に穴抜きの部分のコトバを当てるクイズ番組のようなものではなく、偉人の名言の一部に「コトバスター」が自分の思いを込めたコトバを合わせることで、オリジナルを超えるコトバを生み出すことにチャレンジする、といった趣向の番組でした。
私の中で、最も印象に残っているコトバ、それは、三浦綾子さんのこのコトバでした。
「ほんとうに人を愛するということは、『○○○○○○○』ことだ。
みなさんなら、『』にどんなコトバを入れますか？
そのときのコトバスターたちのコトバは、これ。
ほんとうに人を愛するということは、『その人を幸せにできる自分でありたいと思う』ことだ。（コトバスター：山田真歩）
ほんとうに人を愛するということは、『ほんとうに人に愛されて初めて分かる』ことだ。（コトバスター：若林正恭（オードリー））
そして、そのときの私が考えたのが、コレ。
ほんとうに人を愛するということは、『相手に見返りを求めない』ことだ。（きむらひとみ）
「無償（無条件）の愛」こそが「本当の愛」だ、と私は思っていましたから。
では、いよいよ、出題元になった、本家、三浦綾子さんのコトバがコレ。
ほんとうに人を愛するということは、『その人が一人でいても、生きていけるようにしてあげる』ことだ。（三浦綾子）
え？(・・?)
番組のスタジオの反応は、みなさん、ぽっかーん、とされていました。
私も、会場の反応と同様に、ぽっかーん。(・・?)
私が、このコトバの持つ意味を、「おぉ！」とようやく腑に落とせたのは、その後5年ほど経ってからのことでした。
私的には、「ほんとうに人を愛するということは、『相手に見返りを求めない』ことだ。」という自分のコトバは、自分ではなかなかイケてる、と思っていました。（笑）
ただ…..。
じゃぁ、「『無償（無条件）の愛』の、その先にあるものって？」という疑問がぬぐえなかったのですね。
「見返りを求めずにいることが、何になるのだろうか？」って、それこそ「見返り」を求めているような疑問ですが….。（笑）
それからというもの、ずっと「無償（無条件）の愛の、その先にあるものって？」
そう問いかけ続けてきました。
そこで、あるとき、あ！と気付いたのです。
それは、「出発（たびだち）」＝「自立」だと。
相手に見返りを期待している間は、相手に「なにかをしてもらいたい」って思っている、つまり「依存している」、ということ。
でも、それを期待しない、ってことは、何かをもらおうとしていない。つまり、依存していない。それって、ようやく自立できた、ってこと。
さらに、自分が自立するためには、相手にも依存させてはいけない。依存させる、ということは、依存させることで、相手から何かを得ようとしていることだから。
つまり、
ほんとうに人を愛するということ＝無償（無条件）の愛
↓
自立
↓
人に依存しない、させないこと
↓
ほんとうに人を愛するということは、『その人が一人でいても、生きていけるようにしてあげる』ことだ。（三浦綾子）
Aha〜〜〜〜〜！！！！＼(^O^)／
と、きました。
人は「自立」できたときに、ほんとうに愛することができる。
今の私は、そう思います。
あなたは、いかがですか？
「女帝」は誰にも依存しません。
あなたの中の《女帝力》を呼び覚ますと、ほんとうに人を愛することができるようになれるとしたら？
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