みなさん、こんにちは!
《女帝力》ライフクリエイターのひとみんこと、きむらひとみです。
みなさんは、「あの人がうらやましいな。」「あの人だけいいなぁ。」などと思うことは、よくありますか?
人を羨ましいと思う気持ちは、「嫉妬」の感情です。
「嫉妬」の感情というのは、人とのトラブルの源になることが多いものですよね?
あなたは、この「嫉妬」の感情と、どう向き合っていますか?
先日、セッションに来られたクライエントのAさんが、浮かない顔をして、こんなことをおっしゃいました。
「私ね。実は、この前、会社の同僚の女性が、男の人と食事しているところ見てしまったんです。
彼女って、これまで彼氏いなかったのに、先越された!って思ったら、ものすごい嫉妬の感情が吹き出してきて。
そんな自分が、今度は情けなくて。それで、その同僚の女性を、つい避けちゃっているんです。」
このお話を伺って、私はAさんにこういいました。
「Aさん、オモシロイモノノ見方していませんか?Aさんの同僚の女性が食事していた男性、本当に同僚の方の彼氏ですか?」
=ここからの、Aさんと私のやりとりは次のようなカンジでした。=
Aさん:え?でも、かなり親しげでしたよ。
私:肩に手を回したり、キスしたりしていたんですか?
Aさん:いや、それはなかったですけど。
私:男性=彼氏って決めていませんか?もしかして、お兄さんとか男性のご兄弟だとしたら?
Aさん:えっ〜〜〜〜??!!
私:その同僚の方、男性のご兄弟いらっしゃらないんですか?
Aさん:そこまで知らないですけど….。
私:一緒に食事している男性は彼氏に違いない、って創ってしまっていませんか?
Aさん:でも…..。それをいうなら、ひとみさんのいう「彼氏ではなく、兄弟」っていうのも、創ってるんじゃないですか?
私:別の可能性の一つの例として言ったんですよ。もちろん、彼氏かもしれない。そうじゃなくて、兄弟かもしれないし、なんでもないただの知り合いの男性や、男友達かもしれない。確かめていないのであれば、本当のところ、どれもわからないんじゃないですか?仮に、もし確かめて「彼氏です。」と彼女が言っても、見栄を張るために、ウソをついている可能性だってないとはいえないですよね?どうですか?いろんな可能性がありませんか?
Aさん:……..。(しばらく沈黙して)私、こんなことに嫉妬してしまっている自分が本当に情けなくて。今、この話をひとみさんにしている自分がものすごく恥ずかしくて。もう自分が嫌で嫌でたまらないんです。
私:自分が恥ずかしいと思うものを、私によく見せてくださいましたね。ありがとう。勇気のあることですね。ところで、Aさん、もう1つ、オモシロイモノノ見方があります。「嫉妬」って悪いことですか?
Aさん:えっ?
私:「嫉妬」って、人間の感情の1つなだけで、悪いことですか?悪いことだと、ジャッジしていませんか?
Aさん:でも、「嫉妬」の感情を抱くと、すごく気持ちが重くなります。
私:あなたが「嫉妬」を悪いものだとジャッジしていることから、重くなっているのではないですか?
Aさん:でも….。
私:たとえば、宇宙人がここに現れたとしましょう。地球のことをまったく知らない宇宙人です。その宇宙人が、「人間には、”感情”というものがあるってきいたんだけど、感情って1つ?いくつか種類があるの?もし、いくつか種類があるんだったら、どんなのがあるの?」って質問したとします。あなたは、どう答えますか?
Aさん:感情には、いろんな種類があって、嬉しいとか、楽しいとかという、気持ちが明るくなるものの以外に、嫉妬や怖れ、怒りなど、気持ちが暗くなるものがあります、って言いますね。
私:その答えを聞くと、宇宙人は多分こういいますね。「感情には、どんなのがあるの?って尋ねただけで、それに対して、君がどう感じるのかという、君の意見を聞いているワケじゃない。」って。
Aさん:(@_@)
私:そういうこと。感情にはいろんな種類のものがあって、その1つが「嫉妬」ってこと。「嫉妬」が悪いと思っているのは、その人の感覚なんですよ。
Aさん:それって、「色には、どんな色がありますか?」っていうのと、同じ、ってことですね。
私:そう!とてもわかりやすい例えをありがとう!赤やオレンジなどの暖色系は心が軽くなり、黒やグレーなどの色はネガティブな気持ちになる、っていうのは、ただ、そういう価値観を持っているだけのこと。世間ではそのように捉えられているから、それに従ってしまっているだけで、本来、どれも単にただの「色」なんですよ。「感情」が「色」だとして、「嫉妬」はただの感情の1色だとしたら?
Aさん:そうか….。「嫉妬する」ってことを悪いと決めつけているから、自分が辛くなっていたんですね。
私:「嫉妬する」ってことに、いいも悪いもありません。ただ、その「感情」を何に使うのか?のほうが大切なんじゃないでしょうか。「嫉妬する」ことで、「私もがんばろう!負けないぞ!」と思って、奮起して願いを叶える人もいる。その半面、嫉妬を相手に向けて、足を引っ張ろうとしたり、不幸を願ったりする人もいる。どちらも選択です。あなたは、どちらを選びますか?
Aさん:なるほど、そうですね。「嫉妬」にいいも悪いもない、か。それをどう使うのか、ってことか….。
ちょっとほっとした表情になって、Aさんは帰っていかれました。
その後、Aさんから、こんなメッセージが届きました。
ひとみさん!いろんなモノノ見方を話してもらって、ありがとうございました!
私、同僚の彼女に彼氏ができたんだ、って思い込んじゃっていました。言われてみれば、本当のところ、何もわからない。それを自分が勝手に創り上げてたんだな、って思いました。1人だと、それに気付けなかったんですが、他のモノノ見方をいくつかあげてもらったおかげで、気付けました!
そして、私、あの後、気づいたんです。
私って、これまで、どれほど人と自分を比べて生きてきたか、ってこと。
何を人と比べてるんだ?!私は私でいいのにって思ったら、バカらしくなりました。
今日、同僚の彼女と会ったんですが、彼女に対して、私はもう何も思っていませんでした。
だから、彼女といた男性が誰か、尋ねる気もしなかったし、それが、もし彼氏だったとしても、あ、そうなの、ってカンジです。スッキリしました!
私、ずっと「嫉妬することって、恥ずかしいことだ」って思っていたんですが、それって自分が勝手に恥ずかしいと思っているだけだったんだな、って。やっと心が裸になれた、そんな気がしました。
Aさんは、「嫉妬」が自分に何を見せようとしてくれているかに、気付かれたんですね。
「歓び」であれ、「悲しみ」であれ、「怒り」であれ、「怖れ」であれ、人の感情というのは、自分の鏡。その感情の奥に何があるのかを伝えようとしているので、そのことを見つけられるチャンスです。
たとえば、「嬉しい」という気持ち。他の人よりも自分を優先してもらえた!ってことに歓びを感じたのであれば、自分は人よりも優先してもらいたい、と思っている、ということ。それが悪いことでもいいことでもなく、ただ、そういう自分の「価値観」や「願望」が裏にあるということを知る。さらに、その「価値観」や「願望」が何に起因していることなのかを知る。そして、そのことに、いちいち、いいとか、悪いとか、ジャッジしない。「あぁ、私、そんなことを思っているのね。オモシロイ〜!」って思うだけ。
そして、私も彼女のメッセージから、「嫉妬は、人と比べることから生まれる」、ということを学びました。
いかがですか?こんなふうに、私と楽しくおしゃべりしながら、「心が裸のつきあい」をやっていきませんか?
《女帝力》覚醒セッション
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